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R.U.K.A.R.I.R.I | 魔法少女リリカルなのはVAV 第三話「鎮魂歌」①
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2010.02.20
10/02/20 初版

長い間申し訳ございませんでした。
VAV一年ぶりに、続きを更新です。
後ほど、設定資料の方も修正いたします。


魔法少女リリカルなのはVAV
~魔法の誘い~

それは、一人の少女の母親を探す物語。
力がないのがいやだった。
力を得た少女が最初に立ちはだかったのは
母親の失踪
少女は、母親を探すことを決意する。

そして、少女は力を手に入れた。
母親を探す事件……
それは遥かまだ未来。
力を手に入れたからこそ、起こる問題が彼女の内でおきようとしていた


第三話「鎮魂歌」



× × ×

 ヴィヴィオユニゾン暴走事故から2日後、なのは、リインフォース、ココはヴィヴィオの部屋でヴィヴィオの様子を見ていた。
 ヴィヴィオ本人に外傷等よべるものはなく、極めて健康な状態であるとされる。だがしかし、2日経過した今日までヴィヴィオは、目をさますことはなかった。
「ヴィヴィオ……」
 なのはが静かにヴィヴィオを見つめながら、椅子に座ってそうぼやいた。
「……」
 ヴィヴィオにその言葉は届くことはなく、すやすやと気持ちよさそうに寝息を立てながら、ベッドの上で眠っていた。
「フレイヤ・Kか……、ヴィヴィオから話は聞いてたけど、やさしい子なんだね」
 ヴィヴィオの眠るベッドの隣の机には、花瓶に入った色とりどりの花と一枚のメッセージカードが一緒に置かれていた。
「ヴィヴィオ、びっくりしちゃったよ。ヴィヴィオくらいの小さなこがヴィヴィオの様子を見に来てくれて、こんなにきれいな花をもってきてくれるなんてね……」
「それも、有名な歌手さんです。それと、小さいといってもヴィヴィオよりたくさんお姉さんです」
 リインフォースがそう付け足すようにいった。
「それとね……。こんな風にヴィヴィオの頭を撫でていってくれたよ。なんていうか、なのはママは、美由希お姉ちゃんを思い出しちゃったよ」
 なのはは、遠い場所にいる家族を思い出しながら、ヴィヴィオの頭を優しく撫でた。
 フレイヤは、仕事の合間だというのにヴィヴィオのことが気になって現場の移動途中に、よってくれたのだ。服装が一般人とも、管理局とも違うアイドル的なフリルいっぱいの服装だったので、一瞬誰がきたのかわからなかったが、ココがフレイヤといって、マネージャーのおじいさんから名刺をうけとってなのはは、初めて誰なのかを認識したぐらいであった。服装は、仕事に行く途中だったので、そのときに着用する服装というのをなのはは後で聞いた。
 フレイヤは、一瞬なのはの顔を見て喜んでいたが、本題であるヴィヴィオのことを思い出し、人目だけあわせてくださいとなのはにお願いをして、ヴィヴィオの頭を優しく撫でて、高町の家を出た。
 去り際に、
「伝説のエースオブエースに会えるなんて、光栄です。今度、またヴィヴィオが元気になったときにでもお話がしたいです」
 そういって、一回お辞儀をすると車へと乗った。
「それと、ヴィヴィオのお友達からたくさん電話かかってきたよ。みんなはやくヴィヴィオにあいたいって」
 ココが何もしゃべらず、じっとヴィヴィオの枕の隣で体操座りをしていた。
「ごめんね、ココ。私がもっときちんと対処できれば、ヴィヴィオはこうしていなかったのに……」
 なのははヴィヴィオを撫でた時と同じようにココの頭を優しく撫でた。
「なのはさんのせいじゃないです。むしろ、ヴィヴィオをとめられなかったココのせいです。あのとき、ちゃんとユニゾンアウトができれば、こうなったヴィヴィオを見なくてすんだです……私の力不足です」
「ふたりとも、しっかりするです。こうして、ヴィヴィオは寝込んでいますが、外傷もなく、後遺症もなくただ、お寝坊さんなだけです!ココは、一度の失敗で落ち込んだりしちゃダメです。これから何度も、同じような経験を重ねて行くです。そこから、何かをつかんで行くです」
 なのはの近くでリインフォースがそういう。
「うん、そうだね。リイン。私、お母さんだものね」
「……」
 ココには、その声が届いているのかいないのか何も反応はなかった。
「そういえば……なのはさん、ヴィヴィオのユニゾンというかあのときの戦い方のデータについてお話したいことが……こんな状況下になってもうしわけないです……です。本当であるならば、ヴィヴィオから直接、聞く必要もあるかと思いますが……これによる、調整等あるですから……」
 リインフォースが遠慮がちに、なのはの顔を伺いながらそういった。
「いいよ、リイン。“誰かさん”が強制的に休日を一週間も入れたおかげで、私自身余裕ができたよ。私もヴィヴィオと一緒に入られる時間が増えたことだし、ちゃんと聞くよ」
「だ、誰でしょうね……」
 リインフォースは、焦るようにしてヴィヴィオの部屋から出て行った。
「ココ、そういうことだから、ヴィヴィオのことお願いね?」
「……はいです」
 小さい声でそうココが返事するのを聞いたなのはは、ヴィヴィオの部屋をリインフォースの後を追うかのようにして出た。
「でも、まぁ、久しぶりにあの人の声が聞けてよかった」
 なのはは、少しうれしそうにそういうのであった。

× × ×

「なのはさん、あのときのことよく覚えていますですか?」
 居間のテーブルに座ったなのはとリインフォースが、お互いにコンソールを表示させる。
「いやさぁ、さすがに二日前であんなことがあればだれだって忘れないよ」
 なのはが呆れたようにリインフォースにそうかえす。
「まぁ、そうですね。そんなことで忘れていたらおばさんです」
「あはは、そうだね」
「おさらいするとこんな感じになるです」
 なのはに出されたコップを持ちながら、リインフォースはヴィヴィオユニゾン暴走事故について語りだした。

× × ×

 ヴィヴィオは、黒い魔力光を全身に纏うと、問答無用でなのはへと攻撃を加えていった。その行動はどこか楽しげであった。
 地上から見つめる娘・ヴィヴィオは、口元を歪ませてなのはを楽しそうに見つめていた。
「うああああああああああああああああああああああああああ、楽しい、楽しいよ!もっと、もっと、もっともっと、もっとだよ!あはははは」
 ヴィヴィオは何度も、何度も攻撃パターンを変えて、なのはに魔力攻撃を仕掛けてくる。
「一本オンリーの攻撃です……まるで獣です、そして……」
漆黒の魔力光を放つバリアジャケットを纏ったヴィヴィオは、どこか楽しそうであった。まるでこうして戦うのが好き、当然であるとでもいっているようである。しかしながら、リインフォースはそこから、逆に怖さを感じた。
それは、かつてリインフォース自身が感じたものなのかもしれない。
「あれは……です」
「あははははははははははははは!くくくくくくっくくくくくうくく」
 ヴィヴィオは、あまりの楽しさなのか右手をお腹に当ててつらそうにしていた。かといって、なのはに攻撃することは一向にやめようとしなかった。
「そして、分析家といったところかな……?」
 ヴィヴィオは、なのはがいる空中へと上がってはこないが地上へと下ろさせるために、趣向を変えて攻撃を行っている。
「ぐぅ……それはおそらくココの能力をも使用しているのか!思いますです」
「な、るほどね!」
 よかれとおもったことが、こうして厄介となるなんて……少しいつもと同じだなとこのときのなのはは思った。
ヴィヴィオの行動は、徐々に相手の隙をまるでわかるような動きへと変化を始める。
「なかなか厄介な攻撃法を思いつくものだね……」
「そうですね、ちまちましていてもこれ以上状況が悪くなるだけかと思いますです」
「じゃぁ、久々に全力全開でいってみようか……!」
 そうなのはがいった瞬間、地上にいたはずのヴィヴィオの姿を見失った。
「……F!」
 いつのまにか、ヴィヴィオがなのはの後ろへと移動しており、静かにそう言った。その姿は、地上にいたときと少し印象が違っていた。
「えっ!?……リイン!」
「はいです!」
 一瞬、対応に遅れたためか、なのはのバリアジャケットの破れた箇所から、うっすらと赤く染まった素肌が見える。
「触れただけで、こんなか……直撃をうけていたらどうなっていただろうか」
 なのはは破れた場所を抑えた。
「なのはさん、またきますです!」
「うううううううううううううううあ!」
 そう唸るヴィヴィオが、勢いを殺さずにスピードを上げてなのはへと接近する。
「!?さっきと、比べものにならないくらいにはやい!?リイン!」
「はいです!」
 フライヤーフィンが大きくなり、瞬間的にその場から高速でなのはは別の場所に移動した。なのはが移動した瞬間、その場にはなのはを貫くかのようにして、ヴィヴィオが右手を突き出していた。
「学習した……ということだろうか?」
「なのはさん、あと少しまだ持ちますがユニゾンがさきほどの緊急回避でもう危ないです」
「そう……ならやることは1つしか残されていないね」
 ヴィヴィオから距離をとったなのはが、レイジングハートを一振りすると魔力をこめた。
「ふぅ……っう!」
 その行為に、一瞬なのはは苦痛を感じた。
「な、なのはさん。それをやったら、なのはさんがどうなるかわからないですよ?それにまだ、あのときの怪我がです!」
 リインフォースがなのはを内から止めようと動く。
「それでも、ヴィヴィオを止めるにはこれをするしかない……リインもなんとなくわかるでしょ?」
「わ、わからないこともないですが。最悪なのはさんのリンカーコアは完全に消失しちゃいますよ!?まだ、他も完全に治っているわけじゃないです!」
「やるしかないの!いくよ、ブラスターモード!」
 リインフォースの動きも間に合わず、なのははブラスターモードを起動した。その影響により、 あたり一面を、ヴィヴィオと同じように風が生じた。
 ただ、一点違うことは、それがやさしい風であったことだ。
「なっちゃたから、しかたないですが……!なのはさん、ブラスターモード状態だとユニゾンが維持できないです。もうわずかで、ユニゾンアウトになるです」
 リインフォースが内からなのはのバックアップを取るように動く。
「わかってる!だから、一瞬でやるよ」
 なのはが、左手をヴィヴィオに向ける。
 一瞬、ヴィヴィオが戸惑うような動きを見せたときには、ヴィヴィオの両手両足がバインドされていた。ただ逃げるだけでなく、周りに罠をしかけていたのだ。
 なのはのデバイス、レイジングハートにピンク色の魔力光が集まる。
「ディバイイイイイイイイイイイインバスター」
 レイジングハートから、ピンク色の魔力光がヴィヴィオに向かって発せられる。
「……N」
 砲撃を受ける瞬間にヴィヴィオはそういって口元を歪ませた。
「白……!?」
 なのはは、直撃する瞬間にヴィヴィオのバリアジャケットが白く変化したのを目撃した。
「はぁ、はぁ……」
 苦しそうな顔をしたなのはが、ゆっくりとヴィヴィオが砲撃を受けた場所へと降りた。それは降りたというよりかは、倒れたという言い方に近かった。
「なのはさん、もうタイムリミットみたいです」
 そういうのと同時にリインフォースとのユニゾンと、バリアジャケットが解けた。
「はぁ、はぁ、大丈夫、向こうもタイムリミットだったみたい……」
 そういって、なのはは同じように、ココとのユニゾンと、バリアジャケットが解けたヴィヴィオに近づくと、おんぶした。
「なのはさん、向かいを呼びましょうかです?」
「大丈夫……」
 そういうなのはだが、リインフォースの位置から肩で呼吸してつらそうにしているを見られていた。
「でも、なのはさん疲れているんじゃないですか、リインとユニゾンした上でさらに魔力を行使することを数多くしたです!」
「大丈夫だよ、リイン。だって、私はヴィヴィオのお母さんだもの」
 その言葉より、先はリインフォースは何も言えず黙って後ろから、ココと一緒についていった。
 そうして、ヴィヴィオを背負って病院にいったときは、多くの人になのはは怒られるのであった。当然のように、なのはもヴィヴィオ同様に精密検査をたくさん受けた。そして、医師に「無茶をすれば、もうどうにもできない自体になるぞ!」
と、警告されたのであった。
 その精密検査を受けている間に、リインフォースは管理局に向けて代理という形で、なのはの休養をなのはに無断で提出していた。管理局は、なのはの状態を理解しているのか、すぐに許可という連絡がやってきた。そうして、ヴィヴィオには何も問題はなくこうして、高町の家へと戻ったのである。なのはには、ヴィヴィオをベッドに寝かしつけた後にリインフォースから休養について知らされたのであった。はじめは怒りをあらわにしたなのはであったが、アイナによる説得でなんとかその場を収めた。
 アイナはというと、久しぶりに親子水入らずで休日を楽しんでくださいと、アイナ自身も休暇をもらっていった。

× × ×

「つまりは、ヴィヴィオのバリアジャケットにはいくつかのパターンがあるってこと?」
 なのはは、リインフォースの表示したコンソールを指差す。
「はい、どうやらヴィヴィオは、戦い方によって、白、黒、白黒のバリアジャケットに切り替えるイメージを行ったようです」
「うーん、戦ったイメージでいうと防御タイプ、スピードタイプ、万能タイプって感じなのかな?」
 なのはは、ヴィヴィオをA,B,Cと色分けたデータを作って、リインフォースに見せる。
「そうです。いかに全開でないなのはさんの砲撃を受けたとしても、全くの無傷でいられることはないです。とはいっても、ヴィヴィオには聖王の鎧というUNKNOWNな能力をもっているですから、リインにもわからないところもあるです」
「つまりは、あの暴走状態をなんとかすれば、ヴィヴィオは、面白い魔法使いになるってこだよね」
 なのはが、リインフォースにそういう。
「な、なのはさん!ヴィ、ヴィ、ヴィ、ヴィ……っ」
 息を切らした、ココが居間へと飛び出してくる。
「ちょ、ちょっと、もう少し落ち着いたらココ」
 なのははそういって、ココ用のコップに飲み物を注ぐ。
「すみませんです……ですが、ヴィヴィオが目を覚ましたです!」
「え、そうなの!?ココ」
「はいです。ほら、こちらにヴィヴィオが」
 そうココが指さす先から、ゆっくりと人影が現れる。
「……おはようございます。そして、ゴメンナサイ」
 パジャマ姿のヴィヴィオはそういった。
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情報商材ガイド at 2010.02.21 17:11
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