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R.U.K.A.R.I.R.I | 過去作品「Confidence」②
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2009.10.12
サークル活動再出発ということで
「過去販売作品の公開」

第一弾として、Confidenceを公開中

①はこちら


Cofidence ②


数日後・・・次元世界

次元世界で保護観察を受けているルーテシア・アルピーノは、母であるメガーヌ・アルピーノと共に台所で朝食の後片付けを行っていた。
「そう・・・よかったわね。」
楽しそうに話しかけてくるルーテシアにメガーヌはとても安心していた。
自分の体は、長期にわたって生体ポットに保管されていたために満足に動くことはできなかったので、娘であるルーテシアがきちんと行動できるか不安だったからである。
「うん・・・二人だけのお出かけは初めて・・・だから・・・」
ルーテシアは、皿を運んで棚にきれいにしまいながらもじもじしていた。
キャロと、この日はショッピングモールへ買い物にいこうと誘われているのである。
「大丈夫、心配することはないのよ。いつもと同じようにしていれば。明るく元気な娘なのでしょ?」
ルーテシアにやさしく微笑みかけるメガーヌ。
「うん、私のことをよく見て、よく考えてくれる。そして、私に向かってよく笑ってくれる。」
少しだけルーテシアは顔を染めながらメガーヌのほうへと歩いてくる。
「じゃぁ、ルーテシアも笑ってあげないとね。」
メガーヌはルーテシアに微笑む。
「・・・そうなの?」
そんなメガーヌをルーテシアは少し戸惑ったような顔をしながら聞いていた。
「そうよ、笑顔には素敵な力があるんだから。」
「・・・そうなのかな。」
「魔法みたいな魔力が笑顔にはあるの。」
「笑顔か・・・うん、がんばってみる。」
「そう、あなたの笑顔は特別なのだから。」
髪の毛を撫でられるルーテシアの顔は少しだけ笑みがこぼれた。
「あとね、エリオっていう・・・」
会話は、食器がすべてしまわれるまで続いた。
「・・・いってきます。」
「うん、気をつけていってらっしゃい。」
優しい笑顔でルーテシアを見送ったメガーヌは車椅子を家の中へと走らせた。
ルーテシアは丘の上まで歩いてくるとその場所にある大きな岩に座っている人型召還虫であるガリュウに声をかけた。
「・・・ガリュウ、移動お願いしてもいい?」
「・・・」
ガリュウは何もいわずにルーテシアの方へと歩いていく。それに反応してルーテシアがガリュウに伸ばした手は、ガリュウへと届くことはなかった。
ガリュウのしっぽがルーテシアの体を持ち上げるとそのままルーテシアをぐるんぐるんと振り回したからである。
「ひゃう・・・!あ、だ、だめ!!!」
ルーテシアの反応に驚いたガリュウはすぐさま、振り回すのをやめた。
以前、エリオをしっぽで持ち上げて回したところ、エリオがたいへんおもしろがっていたので、ルーテシアのエリオとは違う反応に少し戸惑いを感じていた。
「・・・?」
「ご、ごめんね、ガリュウ。今日はかまってあげられないんだ・・・」
ルーテシアは、絡んでいたしっぽがゆるむとそういった。ガリュウはそれを聞くと少し残念そうにうつむいてしまった。
「・・・」
ルーテシアは服の乱れを正すと、ガリュウへと向きなおす。
「・・・」
「わかってる・・・リンゴはちゃんと・・・え、青森産のところ・・・?どこだろう・・・それに遊ぶのはまた今度ね・・・!」
どこか、それをきいたガリュウは少し嬉しそうだった。
「・・・」
ガリュウはそっと、ルーテシアの体を持ち上げるとその場から消えた。
その場には、インゼクト達がひとつひとついろいろな種類の花を岩に集めているのだけが残っていた。

-----------------

「・・・は、投降するといっている兵士に攻撃を加えて重症を負わしたとされる・・・を現在捜索中であり・・・本局は・・・これを・・・」
 街の大きなスクリーンから、放送が中断され速報ニュースが放送されていた。
「・・・どうして、犯罪はなくならないのかな・・・」
エリオは、ふいに空を見ながらそんなことをつぶやく。
「(それは、人の心しだいだよ。誰もが心に闇を持っている。それが・・・っとじゃぁ、私たちは準備に入るから、しっかりと彼女たちの後を追うんだよ?)」
「(は、はい、わかってます。なのはさん)」
どこから、声が聞こえたのだろうとエリオは周りを見渡すが、声の主のなのはは近くから見つかることはなかった。
おそらく準備というものをしているのだろう。
エリオは、これがエースオブエースの力の一端なのでは?と思ったが、さすがにそんなものは人間じゃないなと頭を切り替えた。
「キャロたちは・・・あそこか・・・」
建物から少しだけ顔を出すと、キャロがルーテシアに向けて手を振って歩いていくところだった。
「よし・・・あとはついていけば・・・いいのかなぁ・・・」
エリオは、フェイトたちに言われたことを疑いながらも実行し始めた。

キャロを見つけたルーテシアはゆっくりとちょこちょこと少し顔を赤く染めながらこちらに歩いてくる。
「ルーちゃん!」
 キャロがうれしそうに、そんなルーテシアに抱きつく。
「う、うわ・・・キャロ・・・びっくりするよ・・・!」
 そんなことを言うルーテシアの顔はちょっとだけ笑顔だった。笑顔というのが少し気持ちいいものだとそのときルーテシアは感じた。
スカリエッティ事件で知り合ったこの子とこうして友達になれて本当によかったと、よくルーテシアはキャロに話すが、キャロは笑顔で私もといつも答えた。

---ショッピングモール内

「うーん・・・やっぱ広いなぁ・・・!」
キャロは、腕を大きく広げ広いことをルーテシアにアピールしていた。
「こんなところははじめて・・・」
ルーテシアははじめてくるショッピングモールという場所が広いことに唖然としていた。
「私もあまりきたことないかなぁ。でも、今回はあれがあるからね!」
「そうだね、よろこぶといいな・・・でも、きっと喜んでくれる・・・かな。」
「えへへへ、よーし向こうまで追いかけっこだよ!」
キャロはそういうと先に走り出してしまう。
「ま、まってよ、キャロ。」
「へへへ、待たないよ~」
キャロは、ルーテシアの方をたまに見ながら上の階へとあがっていった。
「うーん・・・何にするか迷っちゃうよね?」
「?・・・そうなの?」
アクセサリーがディスプレイや棚に大量においてあるショップ77の中に入った二人は、店内をきょろきょろしながら、討論しあっていた。
「私はこのクマさんのがかわいいと思うんだけど、ルーちゃんはどう思う?」
「クマさんか・・・私は猫さんの方が好きかなぁ・・・」
「うーん・・・そうかなぁ。」
「私は、あまりかわいいという概念がよくわからないの・・・でも、こないだキャロが見せてくれた猫さんの写真はなんだか心がすごく和んだの。」
「ほほう、あの時ルーちゃんすごく一生懸命写真をじーと見ていたもんね。」
「あの時、キャロは私を見ていたんだね・・・」
「だって、すごくルーちゃんが真剣に見てるんだもん。そうだ、ルーちゃん私に似合いそうなのをここから選んでみて!」
キャロは目の前のアクセサリーを指差す。
「これかな・・・」
徐に大量のクマのブローチの中からひとつを取り出すルーテシア。
「じゃぁ、つけてみようかな。」
ルーテシアに背を向け鏡に向かいブローチをつけようとするキャロにルーテシアはなぜだか、とても幸せの気持ちを感じていた。
「どうかなぁ?」
かわいい熊のブローチをつけたキャロがルーテシアのほうを向く。
「うん、思ったとおり・・・でも・・・私は・・・普通の・・・今までどおりの何もつけてないキャロが好きだな・・・」
「ふぇ!?」
その一言に思いっきりキャロは思わず大声をあげてしまう。その時周りに人がいなかったためにその声は周りへと聞こえることはなかった。
「そ、そういう意味でいったわけじゃいんだよ?」
「そ、そうだよね?私は・・・別に気にしないけど・・・」
「えっ!?」
 それ以降ここでの買い物が終わるまで常時ルーテシアは顔を赤く染めていた。

---同時刻・???

あるビルの個室にてなのは、フェイトは作戦のために準備を行っていた。
「ここらへんかな・・・?」
「そうだね、ここらへんでいいと思うよ。」
なのはたちは、ばらばらにもってきた機材をその場においた。
「あとはこれを起動して、プログラムをいれるだけだね。」
機材の中から出てきたのは青いオブジェクト。
それはまだ事件としても新しいスカリエッティ事件の際にジェイル・スカリエッティが使用していたものである。
ガジェットドローン発生地点周辺の魔力統合を阻害することで、魔法効果を無力化・分解するAMFを展開する機能を持つ、自律行動型の自動機械。Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型とあるが、これは、Ⅰ型である。
「で、でも、こんなことして怒られないかなぁ。」
フェイトは、ガジェットドローンを見ながらちょっと困った顔をする。
「大丈夫だよ、フェイトちゃん。すでにここら辺一体は元機動六課のメンバーが1,2割、この街にはいるんだよ。もしもの場合の対処はしっかりできているはずだよ。それに、このガジェットドローンのデータを取るという名目もあるんだよ。それに建物がいくつ壊れても問題ないって、クロノくんからそう言われてるよ。なんだっけなぁ、うーん・・・そうそう確か新しくするためにぶち壊すとか・・・それにガジェットドローンはエリオだけを狙うように設定されているし・・・あぁ、でも最初はキャロをターゲッティングされてるかな」
「え、ぶち壊すってなのは・・・建て替えるのまちがえじゃ・・・それにキャロとエリオが・・・」
「まぁまぁ、これも試練だと思って」
なのははフェイトの肩に手を置いてそう話す。
「え、でもいつのまにそんなことを・・・」
「うふふ、あの人に相談したらここら一体を確保してくれたんだ。」
「そっか、あの人ならね。」
「そうそう。」
かつてのことを思い出しながら、二人はお互いの顔を見て笑った。
「ふーん、そんなものがあるんだねぇ。もう、全部確保破壊されてしまっていたかと思ったわ」
「!」
フェイトたちが後ろを振り向くと、一人の女性がそこには立っていた。
「ほらほら、こっちを見なくていいから続けて続けて。私にもっと教えてよ」
「こいつ!いつの間に!」
バリアジャケットを瞬間的に装着するなのはたち。
それと同時に、バルディッシュをその女性へと向けるフェイト。
「たった一人で私たちを相手にしようだなんて・・・それにここには他の部隊もいるんだよ?」
なのはの周囲にピンク色の発光体が次々と空中に現れる。
「そう、何もしないで投降するんだ!君はもう包囲されているようなものだ。今なら悪いようにはしないから…」
その女性は二人の話がまるでつまらないかのようにあくびをしながら答えた。
「ふーん、そうそう、私は決して一人じゃないわよ・・・それにね・・・!」
彼女の眼が一瞬光ったと思ったのと同時になのはたちの後ろのガジェットが突如として動き出す。
「えっ!?」
ヒュイーーーーン!
後ろを振り向いた瞬間になのは、フェイトの両名は吹き飛ばされていた。
「あぅ!!」
「く・・・!」
「うふふ、もともと私たちが使っていたものがそう簡単にシステムを奪われたりしないのよ。」
ガジェットは、彼女の後ろへと浮遊していった。そのうちの何体かは、なのはのアクセルシューターによって穴が開いていた。
「君は・・・!?」
「うふふ、あの瞬間にこれだけの攻撃を・・・さすがエースオブエースといったところかしら・・・でもね・・・」
女性の笑い声と共に、女性の服装がかつてのスカリエッティ事件でナンバーズが着ていた服装となった。
「まさか・・・あなたは・・・!」
「ナンバーズ・・・!!」
「そう・・・私は・・・ナンバーズ・・・「13」・・・かつて、封印されていた最初のナンバーズ・・・いわば、0タイプといった方がいいのかしらなのかね!」
13は、手を前にかざすとそこからなぜかゆらぎが発生し13の姿が増えていった。
「分身!?」
フェイトがデバイスを構えながら13の前へと歩き出す。
「あれが彼女のISなのかもしれない・・・!やるなら・・・今!!!」
「うん!」
フェイトは、バルディッシュを構えると一気に高速移動をし、13がいた場所を切り裂いた。それと同時になのはのアクセルシューターがその場を一斉に向かっていく。
「!?」
しかし、その場所にはガジェットの残骸しか残っていなかった。周りを見るとなぜか13の姿が3人に増えていた。
「うふふ、さすがDrがつかまったことだけはあるのね。さぁて・・・私の役目はと・・・!」
パリーン、ガラスが割れる音とともにその姿は空を飛翔していった。
「ま、待て!」
13は、3人それぞれ違う方向へと飛んでいった。
「フェイトちゃん、ここは二手にわかれて各個撃破していくしかないよ!」
「そうだね!そうしないと、せっかくの私たちの計画がぱぁーだよね!」
「うん!あとの一人は至急本部に連絡を・・・」
その一言をスタートとして、その場からななはとフェイトが別々に行動を開始した。

------------------------

買い物が終わった二人は、お店の裏側にあるエレベーター近くへと歩いてきていた。
「あ、ルーちゃんちょっとトイレいってくるね。」
「う、うん・・・わかった・・・気をつけてね。」
「うん」
キャロが完全にトイレへと消えた瞬間、ルーテシアの元へ紫色の発光体が接近していった。
「そう・・・」
その発光体はインゼクトの一匹でルーテシアに何か話しておきたいことがあるらしく少し慌てていた。
インゼクトやガリュウたちは、生まれてからずっと一緒の友達。今は、大幅な封印をされているため彼らを転移させたりするのはほぼ不可能となっているためインゼクトはルーテシアを思ってからか、多くはルーテシアの近くを飛んでいたりするのであった。
「わかった・・・ありがとう」
インゼクトが急にルーテシアの前から飛んでいってしまう。トイレから出てくる人の気配を感じ取ったためだ。
「あ・・・」
ルーテシアは、キャロの髪に先ほど買ってあげたブローチがついていることに気がつく。
「・・・つけてくれたんだね」
「うん、だってルーちゃんが買ってくれたものだもん!」
「あ、ありがとう」
トイレからでてきたキャロたちを見ている見張る人がいたことにキャロたちはきづくこともなかった。
「うふふ、みーつけた。」
それは、エリオと違い異様なまでの悪意、殺意が篭っている眼をしていた。
しかし、殺意だけではなく異様な愛情、期待、妬み・・・さまざまな気持ちもそこには詰まっていた。

エリオはというと・・・
警備員の人に「何をしているの僕」と注意を受けていた。
「あはは・・・勘弁して・・・」

----トイレ近くの階段付近

「・・・近くに誰かいる・・・魔力を持った人が・・・」
「うん・・・でも、どうしようここじゃ周りの人たちを巻き込んじゃう。それにフリードが・・・」
「大丈夫・・・きっと、ガリュウがきてくれるから・・・それに・・・」
ルーテシアは一瞬、柱の方を見るがキャロのほうに顔を戻した。
「ケリュケイオンもない・・・ルーちゃんは魔力を大幅封印されてる。それにアスクレピオスがルーちゃんにはない・・・」
キャロが困惑して、表情を強張らせていた。
「・・・逃げよう!」
ルーテシアはキャロの手を掴むと、開いたエレベーターに乗り込んだ。
「・・・?!」
ルーテシアが一瞬顔色を変えたのでキャロは不思議に思い声をかけた。
「どうしたの?ルーちゃん?」
「なんでもない・・・」
エレベーターへ乗ったときに、あることに変だと感じたルーテシアだったがあそこにいるよりは安全と判断しその考えを捨て去った。
(なぜ、エレベーターがちょうどよく開いたのだろうか?誰もエレベーターのボタンなど押していないのに・・・)
だが、その考えは簡単には消えることはなかった。
「ルーちゃん?どこいくの?」
「・・・屋上・・・インゼクトたちが・・・」
「ルーちゃん魔法が・・・?」
ルーテシアから紫色の魔法光がエレベーターの中を染めた。
「少しだけ・・・この子たちを呼べるぐらい・・・!くっ・・・!」
そういうルーテシアの顔は少しつらそうな顔をしていた。
「ルーちゃん・・・」
「大丈夫・・・キャロは何もしなくて大丈夫だから・・・」
キャロが心配そうな顔をして、ルーテシアを見ていたので少し微笑みながらそういった。
警備員に解放されたエリオはというとエレベーターの到着先を見ると、階段へと向かって走っていった。
エリオも、魔力反応にはきづいていたがそれはなのはたちが用意した計画にのっとった形のものであると判断し、そのまま計画を継続した。
そろそろ、計画の開始だと・・・
そう、信じながら・・・
だが、それは13というイレギュラーの登場で狂い始めていた。
それは……

③へと続く
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