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R.U.K.A.R.I.R.I | 魔法少女リリカルなのはVAV 第二話「ユニゾンイン」①
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2009.11.14
2009/11/14 会話シーン、ココ登場場面修正他

2008/03/14 初期

魔法少女リリカルなのはVAV
~魔法の誘い~

それは、一人の少女の母親を探す物語。
力がないのがいやだった。
力を得た少女が最初に立ちはだかったのは
母親の失踪
少女は、母親を探すことを決意する。

そして、少女は力を手に入れた。
母親を探す事件……
それは遥かまだ未来。
力を手に入れたからこそ、起こる問題が彼女の内でおきようとしていた。



第二話「ユニゾンイン」①

月の光が夜の街を照らし始めたころ、紫色の髪の少女はビルの屋上からつまらなそうに街全体を見下ろしていた。
「……定時連絡か」
 少女はそう言って、何もない空間に通信コンソールを表示させた。通信コンソールの画面には一人の若い男が映っていた。
「……ひさしぶりだな」
 少女はコンソールから聞こえる声には耳を貸さずに別な違うことを考えていた。
「……という」
 男の言葉は、今の彼女には耳には何も入らなかった。
 ……彼女の色は私と違う。
 それはまばゆい光、太陽により輝く月の様に見えた。はじめ彼女を見たときそう感じた。
 その理由はおそらく、彼からもらった資料を見たときと違って、輝きが感じ取れたからだろう。
逆に私は漆黒の闇、そう暗い闇の中だ。明るく振舞っているが、そう見えるだけだ。
人の光を逆に奪うようなそんな光を放っている。実際に多くの光を奪ってきた。それは命じられたから……それもあるけど、私自身それを心の奥底から望んでいるのかもしれない。
大嫌い。大好き。感情はわからないけど、そうすることで今の私が構成されている。
それか異様な使い方をされてきたロストロギアが、私にそうすることを望んでいるのかもしれない。だからこそ、彼女の存在が羨ましいと共に嫉妬した。いつでも笑っていられる。いつでも自分の好きなように生きていられる。
いつでも……いつでも……あの輝きは私には出せない。私は作られた輝きだから。
でも、彼女の色は“ある人”がいるおかげで出ているみたいだ。それはそこはかとなく調べるまでもなく、見る限りだった。
状況を考えれば、当然のようでもあるが……仮に私がその立場だとしたらどうなのだろうか?
考えるまでもないか……きっと、“殺してしまうだろう”あくまでもそれは私の場合……ならば、彼女のそれを消したらどうなるのだろう?暴走するのか?はたまた発狂し始めるのか。
そうすれば、彼女は私と同じになるはず、なってくれると私は信じている。
私ともっと仲良くなってくれるはず。彼女は何色に変わるのだろうか?それはきっと素敵な色に違いない。未だにあの中で眠るあの娘も、きっと好きになるに違いない。
まだ、あの娘は知識が少ない。
私のかわいい妹。
でも、あの娘の前では決して本心は見せない。それは、あの人の前でも同じ。
でも、いずれはばれてしまう。
といっても、まだあの娘の場合は起きてもいない。
起きれば、最悪で最凶の人工魔導士のできあがり……
私と力を合わせれば、敵なんていない。
そう、例えエース・オブ・エースと呼ばれている彼女の母親でさえも……
でもことは慎重に運びたい。そのために彼女と接触した。いずれは母親にもあえるだろう。今回のことでかなりかなり警戒を強めるはずだ。
もしかすると、彼女直々に護衛をするかもしれない。
といってもあの母親だ。他に何か対応策を考えるかもしれない。そう、例えばデバイスだ。
彼女が聖王の力が完全に制御できるようになってしまえば、やっかいだ。私が一人で向かっても、もしくは私が放った刺客ではどうにもできないだろう。
あの高町なのはでさえ苦戦をしいられたほどだ。魔力量もないただのLSを所持しているぐらいではだめだろう。
あの人によって借りた彼がいるからこそ、私自身の能力を高め、守護してもらっていることによって、私自身何事もなく計画をこなせている。
ならば、覚醒してしまったらどうするのか?聖王は特に計画のうちに入っていない。
まぁ、つまり、目標に直接向けていくだけだ。
しかし、邪魔をされたら?その考えを忘れていた。
でも、そのとききっとあの娘が目を覚ましている。そうなれば、彼を向かわせるとしよう。幻影というものではなく、想像以上のものが現れるのだから……いくらかの時間は稼げるだろう。
 少女は、そう思いながら男の会話を頭に刻み込んだ。
「はい、目標に近い人物との接触は完了しました。あとは、エースオブエース……それと……あちらはあの方なので大丈夫ですか?こちらは数日時間がかかるかもしれません。はい?そうですか、あの方が楽しんでいるから時間がかかると?わかりました、あの方が動き出すのと同じくらいに私も。はい、ではあのこをお願いします」
少女は、まるでいつもと同じようなことを発するかのようにはっきりとした口調で男にそういった。それに対応するかのように少女の髪が月の光に照らされ風になびいていた。
「あぁ……うまくやれよ」
 そう男がいいかけたところで通信コンソールは消えてなくなった。
「予想以上……」
 少女が口元を尖らせる。
「はい、望みがあります」
 少女と同じ姿をした少女がそういう。
「お前もそう思うのか?」
 少女は、二人声を出さずに笑う。
「私はあなたを移す鏡」
 少女の姿が一瞬ぼやけた。
「鏡影か……本当にその名のとおり、心でも反射しているのかしら……」
ぼやけた少女は、消滅すると影の形になり、少女の足元の影がさまざまな形をそこではしているのであった。それはまるで踊りを踊っているみたいであった。
「ふふふ、相変わらずお前はよくわからないな。あの方もよくこんなものを使役するものだな」
 少女が指を鳴らすとそれは静かに終わりを告げ、もとの何もいわぬ影へと戻った。
「さぁて……お仕事しないとね。明日は何があるんだっけ?」
 少女が目を閉じる。
「明日は…でございます」
いつのまに後ろに現れたのだろうか、一人の年取った男が少女の後ろに姿勢よく立っていた。
「そう……」
 そういって、少女はビルの屋上から姿を消した。

× × ×

 高町家の食卓では、食事を取っていた。
 その中での会話は当然ヴィヴィオの目の前に現れた小さな女の子についてだった。
「……です」
 リインフォースⅡはヴィヴィオ、なのはがご飯を食べているときからずっと、なのはの後ろから現れたリインフォースの姉妹機の説明をしていた。
 とはいっても、リインフォースⅡもちょくちょくなんらかのものを食している。それがやっとデザートに差し掛かるところで大まかな内容の終焉を迎えようとしていた。
その間、アイナは席をはずすといって食卓にはついていなかった。向かった先は台所ぐらいしかわからない。何かを作っているのかもしれないがただ単に自分がいる空気ではないと感じたのかもしれない。
リインフォースⅡから、説明にあった内容は以上のとおりになる。
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リインフォースⅡ・Type K.O.K.O

リインフォースの姉妹機。つまりは、量産型として、時空管理局内にて極秘に開発が進められていたユニゾンデバイスシリーズであり、今回それのいわゆるプロトタイプをヴィヴィオ専用にしたもの。そのため、仕様上ヴィヴィオ以外の人とはユニゾンすることはできない。
ユニゾンデバイスは他人と自由にユニゾンできるはずなのであるが、これはヴィヴィオ専用のため他の人とのユニゾンはさせてはいけないとヴィヴィオに念を押す。その理由は、ヴィヴィオの特有スキルのためとされる。容姿はリインフォースⅡがモデルため告示しているが、性格等まったく違うデバイスである。
通称、Type K.O.K.Oというコードネームからココと呼ばれる。
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「そうなの?」
ヴィヴィオは晩御飯のデザートを食べながら、リインフォースⅡの話が終わった後、居間と少し離れた場所でヴィヴィオのデバイスとなったリインフォースⅢ・Type K.O.K.Oと会話をしていた。
「ココはそういう風に作られました。なのであなた以外とのユニゾンは意図した目的ではないです。というわけだからヴィヴィオはココだけ見てね」
 ココがヴィヴィオに笑いかけ手をさし伸ばす。それに答えるかのようにヴィヴィオも指をココへとむける。
 ココは他のユニゾンデバイスと違って、ヴィヴィオ以外のマスターとはユニゾンできないように設定されていた。それは、ヴィヴィオの固有スキルである聖王の資質のためである。ヴィヴィオは、そのため、ココと話といってもリインフォースⅡがいっていたことをもう一度聞いてるような感じであった。
「リインと違って、どこかまだまだ硬いですがよろしくお願いしますですぅヴィヴィオ」
 なのはの肩に乗ってるリインフォースⅡはヴィヴィオにそういった。
 ヴィヴィオは、生まれたてのユニゾンデバイスはどこか子供のような感じであるとはやてから聞かされたことがあったのでそんな風に話すリインフォースⅡがおかしくてたまらなかった。
「うん♪」
 静かに席を立つなのはとリインフォースⅡ。そんな二人を気にせずヴィヴィオとココは二人で話し合いを続けていた。
「といっても、あのこはまだ完全なデバイスではないのが少し気がかり……」
ベランダへと出たなのはとリインフォースⅡは、月を見ながらヴィヴィオたちに声が聞こえないように話し始めた。
「そうですね、でも少しずつ仕上げていけば大丈夫ですよ。何分ヴィヴィオのスキルがやっかいだったぶんリインの思考回路プログラム等のいわば妹分であるあのこですからまだ」
 リインフォースⅡが専用のコンソールを表示させる。
「仕上がっていないといっても、既にほとんど覚醒状態へともっていけるのよね?」
 なのはがそのコンソールの一部を受け取り内容を確認する。
「はい、しかしまだ調整不足です」
 リインフォースⅡが指摘するように、一部がレッドラインでセーフラインのグリーンラインに入っていなかった。
「それでも、覚醒状態かぁ……娘ながらおそろしい……」
 なのはは、そういいつつ顔はいつもヴィヴィオに見せる笑顔であった。
「マジックブースターであった、ゆりかごがないぶん魔力自体はヴィヴィオの魔力のみですから……」
 リインフォースⅡは、ゆりかご時のヴィヴィオと、現在のヴィヴィオのステータスを表示させる。
「あのときと同じ力がでちゃったら、私が困っちゃうかな。また、あの娘を止めなければいけなくなるようなそんな気分がするから」
 なのはは、レイジングハートを強く握り締めた。
「大丈夫ですよ、ヴィヴィオはなのはさんの娘なんですからきっとうまく制御するですよ」
 リインフォースⅡはぱちんと指を鳴らすとコンソールを閉じる。
「簡単にいうね、リイン。まぁ、そうね、今度の休みの日に実際にヴィヴィオがココとユニゾンしてもらうことにしようかな」
「わかりました~、それまではリインがあのこの代わりにユニゾンの練習をしますです」
「うん、お願いね」
 なのはが見つめる先では、ヴィヴィオとココが楽しそうに会話をしているところだった。
「過酷……スカリエッティがいなくなっても生きるには困難がいまだにあるということかな……自分の力を守るために、そして自分の力をコントロールするため……」
 なのはが、顔を曇らせる。
「それはみんな同じことですよ。それをなくそうとするのが管理局のお仕事です、そのなのはさんの想いはきっとヴィヴィオにも伝わるですよ。それになのはさんの志をついただ生徒さんが一杯いますです」
「そうだね。みんなが幸せに暮らせる世界をずっと作れていけるといいね」
 リインフォースⅢ・タイプココ。
 姿はリインフォースに酷似しているが、髪の色は黒。別名レリックウェポンデバイスとも管理局内で呼ばれている。開発は主にシャーリーとリインが行った。
レリックウェポンと名がつくように、その状態の力を使用可能にするために開発されたものだ。とはいっても、中にレリックが入っているわけではない。それと同じような状態の力になるだけである。
「なのはママ、リインさん。私もう寝るね」
 ヴィヴィオが目をこすりながらそうなのはの元へとくる。
「うん、ヴィヴィオお休み。なのはママはまだ、リインとお話してるから」
「うん、わかった。いこうココ」
「はい、いきます」
 そういうとヴィヴィオはなのはの元から去った。その後ろにゆっくりとココがついていった。
「まぁ、今後が楽しみということで」
「本当に楽しそうですね、なのはさんはです」

× × ×

「じゃぁ、お休みココ」
 ヴィヴィオの枕元には、ヴィヴィオと同じように小さな枕に寝そべるココがそこにいた。
 この小さな枕は特別製で昔はやてがリインフォースⅡ用に作成したもので今大量生産中とのことである。
 なお、テスターはユーノ。
 普通サイズではできないので、フェレットに変身している状態でためしてもらっている。
「うん、お休みなさいヴィヴィオ」
 ヴィヴィオはリインフォースⅡに話されたヴィヴィオのデバイスのことをそう振り返りながら、あのとき助けてくれた少年のことを思い出しながら、ココと一緒に眠るのであった。
 ちなみにリインフォースⅡ専用のケージもココ専用として別のものをなのはから後日手渡しされるのであった。

第二話②へと続く
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この記事へのコメント
>>会長さん
/ヽア/ヽア(*´ρ`*)/ヽア/\ア(ぁ
Posted by りりかる(日宮理李) at 2008.03.16 12:06 | 編集
黒いリィンとか・・・/ヽア/ヽア(*´ρ`*)/ヽア/\ア

ユニゾンしたヴィヴィオを想像すると・・・・/ヽア/ヽア(*´ρ`*)/ヽア/\ア
Posted by 会長 at 2008.03.15 21:45 | 編集


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