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R.U.K.A.R.I.R.I | ARM 最終章「An opening named the end」 ②
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2008.01.07
終わりまであと少しと言ったところでしょうかね・・・




「来るときがきたのかもしれない・・・」
今まで一言もしゃべることもなかったセレナがそうつぶやいた。
しゃべった驚きよりもその言葉のほうが印象強かった。
「それってどういう?」
ヴィータは首をかしげながらセレナに尋ねる。
「あのこは・・・昔からどこか違った・・・歳だってまだ何も変わってない・・・私の妹だって今更言っても誰も信じないだろうなぁ・・・」
何をいってるのだろうかとヴィータは思ったが、セレナの目から大粒の涙が次々とこぼれてくるのをみて本当のことなんだと感じた。
「なにがき・・・たの?」
「あのこがどうして・・・この世にこんな風になりながら生まれ育ってきた・・・その意味がきたと私は思う・・・あは・・・なぜだろう・・・あのこが死んだと思ったからなのかな・・・すべてがむなしく感じたのは・・・」
「そうなの・・・」
「ヴィータ・・・私の代わりにあのこにもう一度あってくれる?」
「ん?どうしてそんなことを聞くの?」
「理由は・・・でも・・・私が何も言わなくてもあなたははやてのところへいったのでしょう?」
「あったりまえだ!私はずっとはやての側にいるって決めたんだから!」
「そう、これが最後かもしれないから・・・」
ヴィータを抱きしめるセレナ。
「ば、ばかいえ最後なんていうなよ・・・また、あえるよ」
初めは驚いていたヴィータも抱きしめ返した。
「・・・」
セレナから離れたヴィータはベビーベッドへと向かっていった。その中のキャロの子供は、こんな状態になっているのにもかかわらず幸せそうに寝息をたてていた。
「・・・またな」
ヴィータはほっぺたをつっつくとキャロの部屋へと向かった。
トントンと扉をたたくヴィータ。中からは何も反応はなかった。
「顔だけ見て・・・出て行くか」
音を立たせないようにゆっくりと枕元へと歩いていくヴィータ。
「相変わらず・・・はやてと同じように・・・きれいな寝顔だな・・・じゃぁな・・・」
「・・・どこいくの?」
扉へと手を伸ばしたとき後ろから声が聞こえた。
「はやてのところ」
「・・・そう」
「これが・・・最後の挨拶になるかもしれねぇ・・・でも、さよならはいわない。はやてだってこうやって帰ってきたんだ。きっとまた会える・・・だから、もう泣くなキャロ」
セレナには最後じゃないといっていたヴィータだったが、なぜかそんな感じがこのときはした。
「だって・・・だって・・・」
ヴィータは、後ろで泣いているキャロを感じながら扉をあけ一言言った。
「お前はあのこを一生懸命育てて、帰ってきた私とはやてに見せてくれればいいんだ」
「うん、そのとき私はおかえりなさいってあのこというよ」
玄関にはセレナが立っていた。
彼女は何もいわない、そして私も何も声をかけない。
もう言葉はいらないから・・・そんな感情が支配していた。

×××

家の外は、荒れていた。
なぜか家やマンションなどの住居は被害がなかった。それはきっとはやてがいっていたリインフォースという存在の因子をもつものを殺さないためであろう。
空には時計がなぜかあった。
「ははは・・・縁起が悪い・・・あれが0時ちょうどにでもなったらこの世の終わりでも
いうのか?まさか・・・」
空を見ていたヴィータは一瞬そんな考えが浮かんだがまっすぐあのカメラが写っていた場所へと歩き出す。
「・・・簡単には行かせないってか・・・」
少し歩いた場所で何人かがぞろぞろと目の前に現れた。
「あんたたちには悪いが・・・最初から・・・全力だ・・・」
あのときから一度も使っていない・・・グラーフアイゼンを解放するヴィータ。
「これは・・・!?そうなんだ・・・はやて・・・はじめから・・・」
しかし、それはあの時とはまったく異なっていた。
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