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R.U.K.A.R.I.R.I | ARM 第四章「Finals limit」⑤
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2007.12.14
いよいよ、終盤に入っていきます。
なんていうか、時間軸が一部ずれている可能性が・・・
言葉的には問題ないですが、意味合いが少し変わってしまうかな・・・
しかし、魔法少女リリカルなのはの影はどこにもないwww
オリジナル+なのはというところなのかなぁ・・・

遅くなりましたが、⑤です。








×××

あれから、何分の時が過ぎていっただろうか・・・
はやては、埋もれた土砂の中で心臓の痛みと心の痛みを感じていた。
崩れた土砂は、はやての身体をやさしく守るかのように3cmほどの隙間を空けて周りを囲みこんでいる。
「・・・っ・・・っ・・・!?」
はやての涙は止まることはなかった。
流れがとまっても、溢れ出した涙でまた流れ始めてしまう。
リーゼたちとは、何十年も一生にいた家族である。
その家族ともう会えなくなる。会えなくなるから涙が流れるのかこれからのことを考えて涙があふれてくるのかはやてはよくわからなかった。
ただ・・・ただ・・・思うこと・・・それは
「ごめんなさい・・・ごめんなさい・・・」
その言葉だけがはやての口から出た。
時折、目の痛み心臓の痛みが襲っていたがそれはあるときを境に感じなくなっていた。
「・・・リーゼ・・・リーゼ・・・」

・・・ありがとう

なぜか、そんな声が聞こえた気がした。
「・・・!」
はやてはそれを聞いてなぜか、ここにいてはいけない気分になった。
さきほどと比べて、痛みも感じない。
はやての周囲が光りだしたと思うと、身体を覆っていた周囲の土や岩がふきとんだ。
「・・・リーゼのためにも・・・進まなあかん・・・彼女もきっとそれをのぞんでいるはずやから・・・」
先ほどと違って、雨はふっていなかった。それどころか空は雲ひとつない空である。はやては、ゆっくりと空を見ながら、顔を服で涙のあとをふき取った。
「よしっ・・・!」
その一言とともに前へ前へと進んでいった。
「雨はやんでるな・・・あはは・・・私の涙はごまかせないな。」

×××

「なんや・・・この跡は・・・」
はやては、リーゼたちが戦っていた場所を歩いていく。
その場所は血が大量に木や草を赤く染め、サンプルだと思われる女性のなきがらが大量に周囲に転がっていた。
大きく開いた地面の割れ目。そして、そこにある不自然な歪み。それはシュベルトクロイツを発生したときに現れる歪み、つまりはここでリーゼが発動をしたということを意味していた。
「あの子が追っ手と対峙していてくれたんか・・・それにしても・・・この子らは・・・」
戦いの跡をなぞるようにその道をまっすぐ進んでいく。
「!?」
目に入ったものに思わず、身体がびくんと反応するはやて。しかし、その反応はすぐに収まった。
「この子ら・・・動かないのか・・・」
目の前に見える大量RANシリーズの一番手前のサンプルを調べるはやて。
そのサンプルからは、暖かさを感じる。そして、心臓の鼓動でさえ手を通して感じることができた。
はやてはそこから何かを感じ取る。
「そうか・・・こういうことしてまうんやな・・・なんのために・・・なんのためや・・・何のためにこの子らを、作ったやんや・・・」
はやてがRANシリーズのほっぺたに手をかざすとゆっくりとRANシリーズは、砂のように消え去った。
それに連なるように他の左右に位置するRANシリーズもドミノのように次々と前へと向かって砂へとなって消えていった。
「最初から、こうなるようにまるで設定されていたかのようやな・・・まさかな・・・」
風が吹くと砂はその風に流されて、そこには何も残らなかった。いや、大量に砂が残っているが、それはもう人ですらサンプルですらない・・・
ただの砂でしかない。
「血・・・リーゼ・・・もう、会えないのかな・・・あのこのためにも私は前に進む・・・誰もが狂わないように、夜天の書を消滅させる・・・!」
地面に残っていた血のあとを手でなでるはやて。
はやてはシュベルトクロイツによってできた歪みを一瞬だけもう一度見るとRANシリーズが並んでいた方向へと顔を向けた。
再び風が吹いたと感じたとき、RANシリーズであった砂はある一定の方向へと全て飛び始めた。
その方向の先にはうっすらと建物が見えた。それは、RANシリーズが並んでいた先にある場所であった。
「演出のつもりなんか?こんなのは・・・ただの命の冒涜や・・・!」
建物付近まで近づくとその近くからもRANシリーズの砂が飛んでいくのがいくつも確認することができた。
「まちがいない・・・あそこにあれはある・・・!そして、この現況を作った人物がきっといるはずや・・・その人もいなくなれば・・・もう、惨劇は起こらないかもしれへん。」
はやてはそっとその建物の敷地に入ると、一瞬目を疑った。
そこには無残にも、たくさんの肌色の物体が積み重ねられていた。
「く・・・犠牲をこれ以上出さないために先へ・・・!」
はやては、扉を開け建物の中に入ると、外とは違ってどこかなつかしさも感じる。それは、自分がいた研究所・・・といっても、ほとんどの研究所が同じような設計をしているがここまでユーノ博士と同じ構造はない。
「あの子らはここで作られているというわけか・・・それにこの配置だと・・・」
記憶を頼りに、重要な場所ならあそこと・・・言われている場所だと思われるところへ進んでいった。
記憶どおりにそこには、厳重なセキュリティが施された扉があった。
「触ったら、確かマルコゲになるんやなかったかなぁ。あれ、電流がながれるやったっけ・・・」
少し昔のことを思い出し笑顔になるも気を引き締め、扉の横にコンソール画面を表示させる。
「まさか・・・これじゃぁ、開かへんよなぁ・・・」
はやては、迷いなしにコンソールをたたく。
「えーと・・・確か・・・White Devil」
叩き込んだワードはかつて、ユーノとはやてだけが使用していた厳重なセキュリティのパスワードであった。
カチッ
「・・・どういうことだろう・・・このパスワードは・・・私とユーノ博士以外・・・あぁ・・・もう一人だけ知っている人が・・・彼ならば、知っていてもおかしくはない。」
「入ればわかる・・・」
部屋の中には、いくつものの水槽に囲まれた場所の中心に何十年前に死んだはずの男がそこに立っていた。
どこか、身体は小学生くらいの身長、顔つきではあったが・・・
「クロノくんか・・・まさか、生きているとはね・・・」
「いや、僕は死んださ・・・二人目のクロノ・・・つまり、クローン体のクロノというべきなのかな。」
ゆっくりと、クロノがはやてに向かって歩いてくる。
手には一刀の刀が握られていた。
「やっぱり、それはそういう意味なんか?」
「どうだろうね、なのはもフェイトももういなくなってみたいだし、君を殺せば僕の復讐としては完璧だろうね。」
「でも、ちがうんやろ?クロノくんはそんなことをする人間やない。そう、ユーノ博士から聞いたことがあるよ。」
「ははは、それは困ったな。君はこれが欲しいんだろう?」
クロノは左手に持っているものをひらひらとさせる。
「そうや・・・もう、その本で狂う人なんていらないや!」
「狂う?それは少し違うな・・・狂うんじゃなくてただ真実を知っただけさ・・・この世のね・・・未来というのかな・・・そんな感じのものだよ。」
「未来?それはその本を破壊すれば守れるはずや!」
「はは、少しおかしいとは思わないか?急に人が人を生成できるように人がなると思うか?ましてや身体能力、記憶能力さえも高められる。」
「それは・・・」
「まぁ、人と同じものを作るやり方がこの本にはあるんだけどね。それは厳密にいうと人ではないんだけどね・・・そう、地球人という人では・・・」
「な、何をいっているの!?そういって私を混乱させるのが作戦か!」
「さぁて、どうだろうね。でも、僕はこれをあるとき見つけて読んでしまったんだ。そう、あれはユーノが僕の側を離れる数週間前だったかな。」
まるで昔を思い出すかのようにクロノが目を閉じる。
「そう、その決められた未来を変えるために僕は行動する。そのためにやり方を変えたんだ。多くの犠牲を払ったが、この世界を救うためには仕方なかった。僕の罪は決してなくなることはないだろう、でも、これでようやく変わる・・・本来であるならばフェイトがこちらにいるはずだったんだけどね。彼女には僕の考えはわからなかったらしい。誰も僕のことをわかってくれなくても別にかまわない。ただ、未来を変えるのは僕の自己満足である。君に未来を教えてもいいんだけどね、めんどいし。」
クロノの言葉には嘘を言っているようにははやてには思えなかった。だからといってそれを信じるわけにはいかない。
「それに・・・もうこの本は僕には必要ない!!!だからっ!!!」
本を真上へと投げ上げるクロノ。それと同時に右手の刀を構える。
「な、なにをするん!!!や、やめて!」
空中に舞った一冊の本がクロノの一刀により半分へとなる。
「あはは、よく見て。」
きられたはずの本は元の一冊の本に戻っていった。
「これは、破壊しようとしても結局は元に戻ってしまうんだよ、つまり消滅なんてありえない。それに君はこれを消滅させる為にきたんじゃないのか?なら、なぜ本を壊すことをとめさせようとしたんだね?」
「そ、それはやな・・・」
何も言葉は言い返せなかった・・・なぜ、あのとき声をかけたのかさえはやてには理解できなかった。
なぜだろう・・・なぜか声が勝手に出てしまったんだ。
「そ、そんなことはいっていない!!!」
「あはははは・・・そうそう、この身体はずいぶんと面白い身体にどうやらなってしまったんだ。」
笑いながら、何をするのかと思えばクロノは持っていた刀を構えるとはやてに向けて振るのではなく、自分の左手に向けて振り落とした!
「っ!」
思わず、目をそむけるはやて。
「なんで、目を背けるんだい?君はこれ以上にむごいことをあのときやってきていたじゃないか?それにほら・・・この手をよく見るといい。」
はやては顔をクロノへと戻すと、彼の左手が光りだしていた。
「落ちた左手をこうやるとね・・・ほら、くっついてしまうんだよ。」
クロノの言うとおり、左手は斬られる前と同じように動いていた。
しかし、周りには斬った影響で流れた血が飛び散っていた。
「ずいぶんと、コストが高そうなマジックやね。」
「マジック?そんな簡単なものじゃないさ・・・僕もこんなに技術力が発展していたなんて知らなかったよ。元を作ったのはもっとも君らしいがね。」
「・・・ナノマシン、ヴィータと同じか・・・」
「まぁ、僕のは攻撃には使えなく。主に傷の治療などの回復にしか効果がないみたいなんだけどね。それでも、このとおりどんな傷でも回復してしまうんだけどね。実はそもそも・・・おっと、これ以上は言っても仕方ないか・・・さぁて、君はどうしてもこの本がほしいんだろう?なら・・・この僕を完全に消滅させる以外に消す方法はないな、さぁ・・・どうする?」
「そんなのは来たときから決めてる!!!」
はやてが目を閉じると、周囲に優しい風起こしながら髪の色と瞳の色が変化した。
その色は、クリーム色の髪と・・・緑色の瞳に・・・
「・・・既に始まっているのか」
クロノははやてを見てそうつぶやいた。
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この記事へのコメント
>>会長さん
僕のクロノは108式までry w
Posted by りりかる at 2007.12.16 11:43 | 編集
クロノ復活wwwww

これがスーパークロノタイムってやつですかwwwww
はやてVSクロノ楽しみです!
Posted by 会長 at 2007.12.16 05:20 | 編集


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