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R.U.K.A.R.I.R.I | ARM 第三章 ①
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2007.08.21
第3章


いうなれば、過去編のための章



施設が赤く染まっていた・・・
それは、施設からでてくる炎の色だ。
フェイトは、その燃える施設をじーとみていた。
彼女は炎をみて何かを思い出していた。
昔、同じようなものを見たときの記憶を・・・

目を閉じるとそこには、目を閉じて動かないなのはを抱いている自分が浮かんでくる。
フェイトたち以外誰もいない・・・
ソラでは爆発が起こっている。
それと周りが燃える音、匂い・・・
そして、目の前には同じように燃える施設・・・
何にかの人は死んでしまっただろう・・・
聞こえた悲鳴はもう何も聞こえない。
その大半は・・・この今は眠っているなのはが・・・
あとは他の被害による原因だろう。
「・・・クロノ・・・あなたはどうしてそこまで・・・」
それ以上は口からでることはなかった。
そのまま、彼女たちは脱出カプセルに乗って地球へと降りた。
「わからなくもない・・・だけど・・・これはやりすぎだ・・・」

それは、かつてまだなのはたちがはやてと出会う前・・・
クロノとある研究所・・・
ある研究が行われた場所、月・・・
月にまだ彼らがいたときのこと・・・
そして、なのはがカテゴリーRとして何人ものカテゴリー適合者として施設に暮らしているときのこと、それはまだフェイトとなのはには直接的な面識はないとき。
フェイトからしてみればデータとしての閲覧。
なのはからみることは決してなかった・・・
彼女からしてみれば、神様のようなものたち・・・
逆らえばなんらかの罰を受ける・・・
フェイトは、疑問に感じながらも毎日を過ごしていた。
この関係がいつまでも続くのだと思っていた・・・
あのときまでは・・・


「あははははははは、みん・・・みんな・・・しんじゃえええええええええええ!!!」
少女の声が木霊する。
それは、施設内すべてにいきわたらかせるかのように・・・

フェイトは、モニター室でクロノと対峙していた。
「・・・めらない!そんなことは意味がないよ!」
パチン
フェイトはクロノの頬を叩いた。
「ふん、だがこうすることで現にアレは覚醒しているではないか?」
そういうクロノの見ているモニターでは惨劇が繰り返されている。
「だからって・・・こんなことはないよ・・・の目の前で・・・すなんて・・・」
包帯で隠れた右目をもっていた少女はもう、この世からいなくなった。
そう・・・なのはにやさしく笑ってくれた金髪の少女は・・・

--------数年前

いつからここにいるのだろうか?
わからない・・・
何もわからない・・・
お母さん?お父さん?
顔が浮かぶけど、他に何もない。
手の温もりを覚えている。
それは兄のものか・・・お母さんのものかも
定かではない、ただとても暖かい。
それだけが心に残っている。
私たちは最初は三人だった・・・
でも、三人でもなかった。
話したこともないから、それに他の子は何か変だった。
何かがおかしかった。
話しかけても何も反応しない。
叩いても何もおきない。
まるで魂が抜けた人形みたいだった。
でも、それはあるときを境に二人になった。
何人かいなくなることはあるけど、それはいつものことと彼女たちは思っている。
いなくなったこを私たちは気になったりするけど、いなくなったあの子以外はみんな知らない子だった。
あの子の髪はとてもきれいな紫の色をしていた。
最後、彼女を見たときとても笑っていた。
私は、その笑顔をきっと忘れないだろう。

あるとき、なのはは研究員の人に呼ばれた。
研究員の人はいつもと違って、何か注射器みたいなものをもっていた。
あの子はなのはを・・・かばうようにして、研究員の前に立つ
「たくっ、なのはは私がいないとなにもできないんだから!はやく、つれていきなさい、私でも変わらないでしょ。」
そうして、彼女が帰ってきたときから包帯をいつもつけていた。
なのはは、それをいつも疑問に思うことはあったけど、それをわざわざ口にしたりすることはなかった。
この空間で、人が傷ついたり、増えたり、減ったりそんなのばっかりだった。
だけど、彼女が傷つくのはとてもいやだった。
あの紫の子のようにどこかへいってしまうかのような気がしたから。
このような日常がいつまでも続くものだと思っていた。
そんなとき、一人の研究員のひとりに会った。
その人は私と同じくらいの子で私とちゃんと話をしてくれた。
時折、悲しい顔を私に向けていたのはなぜなのだろう?
いつか、ここから出してくれると彼女は言った。
もちろん私は、あの子も一緒にと彼女に向かっていった。
彼女は、うん、そうできるようがんばるよといった。
彼女とはそれから、何回も何年も会うようになった・・・
それは・・・
これから、始まる地獄のような日常の始まり・・・だったのかもしれない・・・

----数時間前

そして・・・

バーン
その音と同時に、ひとつの影が地面へと向かっていった。
それは、なのはのとなりいる女性へと発射されたものだった・・・
落下はゆっくりとゆっくりとまるで時間が止まっているかのようだった。
そのあとにもバーン、バーンと何回もあの音はなった。
「・・・サちゃん!」
倒れた彼女の手を握るなのは。
「何泣いてるのよ・・・ま・・た・・私が・・・守って・・・」
そして、彼女は笑ったまま動かなくなった。
「あ・・・ああ・・・・ああああ」
カタン、カタン、カタン・・・
何かがなのはの中で崩れた音がした。
そして、なのははすべてを切り裂いた。

---------------------------------------

空には、きれいな赤い色をした月が夜空を輝かせていた。
あれから、月は黄色に輝くことはなくなった。
原因は不明とされるが、あれがカテゴリーの力を強く受けすぎたためではないかと私は考える。
そうなのはの涙・・・
赤い血の色・・・
それを見るたびに、忘れてはいけない。
忘れるな、決して忘れて生きてはいけない。
そう私に訴えかけてくるそんな気がする・・・
カテゴリーとしての生き残りのなのは・・・
職員だった私・・・
結局、私は彼女を救うことはできなかった・・・
今、彼女のためにできることをしてあげたい・・・
それがあの子を救えなかった私の懺悔。

-------------------------------------

「・・・さない・・・・さない・・・」
なのはには、赤い色の液体がかかった。
「・・・!もう、やめて・・・!」
とめる声は彼女には届かない。
「絶対に許さない・・・許さない・・・」
なのはは、手を止めることをやめない。
ザシュ、

ザシュ、

ザシュ

その手が動くのと共に、音が鳴り響く。
「もう・・・やめて・・・」
やはり、止める声は彼女には届かない・・・
フェイトには、そこにいってなのはをとめることができない。
そこにいくための道は封鎖されていたから・・・
それに彼女を止める力はフェイトにはなかったから。
いつの間にか、クロノはその場所からいなくなっていた。
フェイトをおいて避難をしたのだろう。
「・・・なんで・・・どうして・・・」
なのはの手はひたすら動く。
その部屋は・・・
真っ赤に染まっていた。

そして・・・ 何かの一部が・・・
散 ら ば っ て い た


そして、なのはは何かを見つけて







-----------------------------------------------

「・・ちゃん、フェイトちゃん!」
なのはがフェイトを揺さぶる。
「・・・あ、ごめんね・・・」
「大丈夫?顔色悪いよ?」
フェイトの顔はひどく青くなっていた。
「ほら、遅いと美容に悪いっていうでしょ。」
なのはは笑顔でフェイトにそういう。
フェイトは無理やり、その記憶を頭から消し去った。
「そう?じゃあほら寝ようよ。」
なのはがベッドを叩く。
そこに金髪の少女が仰向けに倒れる。
「そうね・・・」
そして二人が少女の入っているベッドの中に入る。
「じゃぁ、お休み」
「お休み」
フェイトは、わかっていた。
これは忘れてはいなけないこと・・・
そして、現実に起こったことだと・・・

「・・・過去は決して戻らないか・・・」
この過去がなのはを変えた。
そして、自分の考えも変えたという事実は決して変わることはないとそう考えながらフェイトは眠りについた。



第三章「A past inheritance」

過去の遺産
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この記事へのコメント
>>会長さん
あれ、ARMであってるよ?
とりあえず、ダーク展開は私好き(ぇ
Posted by りりかる at 2007.08.25 19:14 | 編集
なのはさんコワー!!!!!
話しがダークになってくな~wwww

とりあえず、エロノとか真っ先に始末だな・・・・・
一人で逃走かよ!!!


そいえば無関係な話・・・・

AMRをひたすらARMと勘違いしてた理由を先ほど理解したwwwwww
Posted by 会長 at 2007.08.22 03:56 | 編集


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