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R.U.K.A.R.I.R.I | ARM 第二章「A way as one only princess」 ③
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2007.07.12
第二章「A way as one only princess」
それは、たった一つの姫たる方法


物語は、一気に加速していく・・・

しばらく、テスト勉強のため、すぴーどダウンして執筆します。
ペコリ


「なぁ、ヴィータどこいくんだ?」
走りだした僕たちは、商店街の近くまで来ていた。
今はもう、歩いているが決して手は離してくれない。
離そうとすると、顔がむっとなって睨んでくるから離せないのである。
「うーんとね、どこだとおもう?」
笑顔で聞いてくるヴィータ、前の暗かった表情はどこにも見えない。
ただそれだけが救いか。
「うーん・・・女性とでかけるのはキャロか理李だしな・・・」
「む・・・!他の女と出かけたらだめだからな!」
ヴィータが力強く手を握った。
「え、なんで?」
「べ、べつにいいじゃんそんなこと!」
「まぁ・・・出かけることもないんだけどね・・・ほら、僕は顔が女の子っぽいし、体もほら男っぽくないから・・・」
「だから、どうしたんだよ、そんなこと関係ない、お前はお前だよ。」
「うん、そうだね。」
ヴィータのその一言はなぜかとても心地のよいものであった。
「それで、私たちはあそこにいこうと思うのだよ。どう、うれしい?」
「え・・・いや、あそこはちょっと・・・そうだ、僕はあそこの本屋で・・・ぐ!」
ヴィータの指差した方にあった店を見ると、僕は鳥肌がたったので本屋に逃げようと思ったのが、思いっきり足を踏まれた。
「ほ、本屋いってたらだめ?」
「だめ!」
「じゃ、じゃぁ、コンビニ?」
「だめ!」
「痛い・・・痛いからもう踏まないで・・・」
「もう、行かない?」
「い、行かないから足を踏まないで!」
ぐりぐりと足を踏みつけてくるヴィータ。
「ふぅん、なら離してあげようかな?」
「ぜ、ぜひお願いします!」
「そこまで言うならしょうがないな、ほらいこう♪」
「え、あ、うん・・・」
正直、気分がのらない・・・
以前キャロにも行こうといわれて断ったことがあるお店だ・・・
ヴィータは僕を引っ張るとそのお店へと歩いていく。
「やっぱ、いくのか・・・」
「うん♪」

「Far-off hope」
それが、そのお店の名前である。
なぜ、僕が行きたくないかというと、そのお店は・・・
どこにでも売っていないような・・・
いわゆるマニアックな服が売っているあやしげなお店なのだ・・・
「わぁ、かわいい服が一杯だよほら!!」
目をキラキラさせながらヴィータが洋服を見るために、僕の手を引っ張っていく。
この中を平然とあるけるのはキャロと、ヴィータぐらいだろうな・・・
「へぇ・・・」
そんなことを考えていたのだが、逆に色々なものがあって、僕でも楽しめそうである。
「なんだ、いやいやいってたの楽しそうじゃん。」
「まぁ・・・おもしろいのがいっぱいあるよね、ほら、これなんて理李みたいだし。」
狐のヘアバンドを掴んでヴィータにつけてみる。
「お、おまえこんなの私につけるなよ!!」
「え?こういうの好きじゃないの?」
「私にはかわいい系は似合わないんだよ!」
「そうなのかなぁ・・・」
「そうだ!」
そういって、狐のヘアバンドをはずすヴィータ。
でも、かわいいなぁと僕はそう思った。
そういえば、狐ってどう鳴くんだろうな?

「うーん・・・なんだろうなこれ・・・」
カエルのコスプレ?全身カエルで、天使のわっかと羽・・・
うーん、センスがわからないなぁ。
「ヴィータは・・・」
そういえば、店内に入ってから手の拘束はとられて見て回っているんだけど・・・
いたいた、店員と話しているのか、割と仲いいのかな?
ヴィータと店員は話が弾んでいるのか時折笑い声が聞こえる。
「ん?」
ヴィータと目が合った。
「なんだろうな・・・」
笑顔でこちらに歩いてくる。
「ほら、お前お兄ちゃんなんだから、これかいなさい。」
ヴィータから、服が渡される。
「え?」
「はい、こちら5点で2万3000円となります。」
いつのまにか店員が電卓を持って隣に立っていた。
「え?いや、え!?」
「ほら、はやくお金出さないとね?」
「そうですね、ほら払ってください。」
ちょっと、店員なにこの態度!?
てか、え、なぜにこの展開に!?
「しかたねぇな、ほいと、はい、2万3000円。」
「ありがとうございます。」
ヴィータが財布から、お金を店員に手渡す。
「よくそんな金が・・って財布がない・・・まさか・・・!?」
ポケットを触ると、そこにあるはずのふくらみがなかった。
「ふふーん、さっさとしないからだよ」
ヴィータのその手には僕の財布が握られていた。
「お前・・・!」
ヴィータに掴みかかろうと思ったがやめた。
どこかいつもより楽しそうにしているヴィータがそこに見えた。
たまには・・・家族サービスもいいよね・・・ちくしょう・・・
「はい、財布。」
ヴィータからうけとった財布はどこかさびしさを感じた・・・
「ありがとよ・・・」

購入後は二人で店内を歩き回っていたのだが、ヴィータはなぜかどこかへ導いていこうと意志を感じられる歩き方をしている。
「どこいくの?」
「いいからいいから」
ヴィータについていくと、その先には、ゴシック系のファッションが一杯置いてある場所へとたどり着いた。
ヴィータがその中の服を掴むとうふふと笑い始め、店員となにやらアイコンタクトをとると、こちらへと一歩一歩進んでくる。
「え、なにがど、どうしたのヴィータ?」
「これを・・・着てほしいなぁ・・・なんて思うんだよね・・・」
「はい、お客様ならかわいく着れると思いますよ。」
店員とヴィータが二人そろって僕に服を着せようと迫ってくる。
「え!?そ、そんなの着たらもう立派な変質者だよ!!!」
僕は急いで出口へ向かおうと反転したのだが・・・
「え・・・」
「ふふーん。」
そこには既にヴィータが先回りしていた・・・
「とほほ・・・」

「ありがとうございます」
お店から出る僕たち。
もちろん、服はあのゴシックな服に着替えさせられてる。
「足がスースーするよ・・・」
「それは、スカートはいてるからね。」
「ヴィータもスカートはきなよもう・・・」
「私はズボンでいいんだよ、動きやすいからな。」
「ふぅーん、かわいいかもしれないのに。」
「え?そう?」
ヴィータの顔が赤く染まる。
「そ、そんなことないったらない!!ほらいくぞ。」
「え、やっぱこの服でいくの?・・・」
「当たり前だろ、似合ってるんだからいいじゃないか。」
「だって、僕男・・・」
「うっせぇな、そんな小さいこと気にするな。」
いや・・・すっごい大きい事のような・・・
でも、ヴィータがとても楽しそうにしているのでこれでもいいと思った。

外に出ると100M先を見たことがある顔がうろうろとしていた・・・
見つかるとやばいな・・・
というか、こんな格好知り合いに見られたくない・・・
知らない人には現在進行中で見られているけど・・・
顔をあわせないように下を向いて早くこの場を去ろう。
「おーい、ハヤタ~」
頼むから、呼ばないでくれよヴィータ・・・
「よう、どうしたんだこんなところで?」
「買い物、そういうあんたはいつもの?」
「いつものとかいうなよ、へんな人みたいじゃないか!!あれ、ヴィータ珍しいな知らない人と買い物か?」
ハヤタが僕を見つめてくる。
「ふむ、悪くはない・・・!」
「あはは!」
ヴィータはお腹を押さえて笑い始めた。
「?なんだ、そんなおかしいことあったか?」
「ち、ちがう!!あはははは、よく見てごらんって!!」
笑いながら、僕の顔をハヤタに向ける。
「・・・お前まさか・・・そんな趣味が・・・」
「ち、違うって!!これは、ヴィータが勝手に!!!」
「まぁ、人の趣味にどうこういうつもりはないが・・・かなり似合ってるよ・・・むしろ、かわいいなちくしょう・・・!男じゃなきゃ、襲いたい気分だぜ!」
「お前・・・危険だ・・・」
ポンとハヤタが僕の肩に手をおく。
「うーん、これはいいなぁ・・・!」
スッ!!
「ヴィ、ヴィータさっさと向こういこっか・・・!」
「え、ま、待ってよ!」
ハヤタの手をとって一本背負いをすると、商店街の奥へと走り出す。
「これもまた・・・いい!」
「あんたのせいで、走っていったじゃんか!この!」
ヴィータはハヤタを蹴ると追いかけるように商店街の奥へと走っていった。
「・・・とても痛い・・・だが、これもいい・・・」
「お母さん、へんな人がいるよ?」
「見ちゃいけません!」

------公園

「はぁ、まったくとんだめにあったよ・・・」
商店街を歩いていたら、何人の人に見られ、しまいにはナンパもされるくらいだった。
「いいじゃない、いい経験だと思えば、それにかわいいよ」
「男がかわいいとか言われてもあまりいい気がしない・・・」
しかし、すごかったな・・・
ナンパの人に絡まれてたときのヴィータは、いつもみる彼女と違ってどこか力強さを感じた。
現に吹き飛ばしてたからな。
「あの時はありがとうね。」
「あのとき?」
「そう、あの時。」
「別にお前を助けようとしたわけじゃないしな。」
「そっか。」
しばらく、公園内を歩いていると、ブランコを見つけて僕らは座った。
「ふぅ。」
手にはキャロへのプレゼントと、僕の着ていた服。
はぁ・・・
「そういえば、この服ってお金は?」
「うんと、サービスだって。」
「サービスねぇ・・・」
どんなサービスだっていうのだろう・・・
気前がいいのか悪いのか・・・
どっちにしろ僕にはあまりよくないことだ。
さっきから、ヴィータは黙って下を向いていた。
どこか、顔を赤らませながら
「・・・」
「・・・」
この雰囲気に耐え切れない・・・
「そうだ、ぼ、ぼく飲み物かって来るね!」
そういって僕は、その場を走っていく。
「あ!もう・・・」
ヴィータが手をのばすがそこにはもう誰も座っていなかった。

「ふぅ」
あはは、どうしてだろう。
意識すると近くにいられないな・・・
あれだけ、考えたんだけど、やっぱり・・・
やっぱりだめなのかな。
そうだ、僕は彼女に・・・
言うことがあるんだ。
それは、僕が決意した心の真実
決して偽りのない素直な心
「あ・・・」
持っていた缶はなぜかつぶれていた。
「おかしいな・・・そんな力入れたつもりはないんだけど。」
それ以前に、缶って握りつぶせるのかな。
「まぁ、たまたま缶に不良があったんだよね、きっとそうだ。」
そういって僕は、同じ飲み物を買うために自動販売機にお金を入れるのであった。

「お前か・・・」
ブランコの後ろに仮面の者がたっていた。
その者は全身をコートに包んでいて、男か女の区別ができない。
声はどこかどもっていて、それだけを聞くと男のように思える。
「期日は過ぎている。なぜ、戻らない。」
「私が戻らないとそう決めたから。」
「そんなことが我らに通じるとでも思っているのか?」
「通じなくても通じさせてもらう。」
「ふぅん、お前に何ができるというのだ、その体でな!」
「くっ!」
ブランコを握るこぶしに力が入る。
「だから、こうするまで!!!!」
ブランコが突如として落下する。
「うらああああああああ!」
落下したブランコを仮面の者へと投げる。
しかし、その位置には既にその者はたっていなかった。
「それは、予想済み!」
仮面の者が移動した場所へと左手を刺し伸ばす。
「ふん、あまい。」
一回転すると、ヴィータを吹き飛ばすと仮面の男は距離を取った。
「くっ!!まだまだ!」
左手がバチバチと音を立てる。
「ほう、こんなところで使うのか。」
「私を追うものは誰だって・・・障害となるなら!!!」
左手を地面へと叩きつけると、その電撃が仮面の者へと迫っていく。
「く・・・!」
仮面の者はそれをよけるために空へとジャンプした。
「遅い!次で終わりだ!!」
仮面の者は追い詰められたというのにどこか余裕を感じている。
「ほう、お前は関係のない人も巻き込むつもりなのか?はは、遅いとはまさにお前のことだな。」
「たとえ、誰かに見られようとここでお前は私がふっとばす!!」
ヴィータが左手をバチバチと轟かせ空の仮面の者へと構える。
「ヴィータ?」
「えっ!?」
ヴィータが振り向くと、その場にはいてほしくなかった者が缶を落下させていた。
「その力は・・・?」
「い、いつからそこに?」
ヴィータの声は震えていた。
「二人が話しているところから・・・これってなんなの?」
僕には目の前の現実がよくわからなかった。
対峙する二人、ヴィータの不思議な力・・・
「しかし、ずいぶんと仲がいいな・・・む、お前は!?いや・・・気のせいだな。どうした、これで終わりじゃなかったのか?それとも大人しく来る気になったか?」
着地している仮面の者がこちらを見てくる。
「来る気?」
「うるさい、うるさい、うるさい・・・!」
「ねぇ、何なのヴィータ?」
「うああああああああああああああああああ!」
ヴィータの左手が一瞬強い光を放ったと感じたあと何かが動いたような音が聞こえた。
その光に耐え切れず僕は目を閉じた。
そして、誰かの声が聞こえた。
「うっ!?」
目を開けた僕の前にはヴィータが仮面の者の右肩に背負られていた。
「この娘は、決してルシエ家のものではない。所有者はあくまでセレネル・J・K・アコース・・・アコース博士のもの・・・いや・・・機動六課のものであり、こやつの意志などこちらにとって何も関係がない。」
「機動六課!?なんだそれは!」
「貴様に答える義務はない。」
「この!ヴィータを離せ!!」
僕は仮面の者の右肩にのっているヴィータに手を伸ばすが、そいつは一瞬にして消えた。
「え!?」
周りを見渡すと入り口にあった車にそいつはいた。
「い、いつのまに!!!待て!!!」
ぐったりとしたヴィータがその車の後部座席に乗せられるのを見た。
「まだ間に合う!!!うああああああああああああああ!」
手放してはいけない・・・手放してはいけない・・・
そう、心に刻みながら、走る。
入り口付近に到達した時いやな違和感を感じた・・・
どくんどくんと心臓が強く鼓動する。
「な、なに?このいやな視線は・・・!?」
思わずその視線に足が動かなくなる。
「うっ!あと少しだというのに・・・!」
その視線は、あの仮面の者から発せられていた。
あの仮面の下の顔はきっと動けない僕を笑っているに違いない。
「それ以上こちらに踏み込むとそいつは命の保障はできないぞ?」
座席の窓が少し開き、声がそこから聞こえた。
「くそ、くそ!うごけ、うごけ!!」
視線を感じた足は一歩も動こうとはしない。
心では動いてほしいのに体はその心を無視してその場にとどまるだけ。
「な、なんでなんだよおおおおお、くそ、ヴィータを返せ!!!!」
「ほら、コードRお前も何をしているさっさと乗れ。」
「わかりました。」
あの仮面の者が後部座席へと乗り込む。
視線が消えたというのに体は動かなかった。
逆によりいっそう強くなったと感じるくらいだ。
「ま、まて!!!くっ目が・・・目が・・・!なぜこんなときに!!!」
あの晩に感じた痛みが突如として僕の体を駆け巡った。
「ふん、車を出せ。」
「はっ!」
車が動き出した・・・
ヴィータを乗せて。
僕は、耳から車が動く音を聞いているだけしかできなかった。

「・・・間に合わなかったか…」
理李が公園の端からその光景を見ていた。
「・・・リーゼアリアお願い!」
理李は右肩に座っていた猫・リーゼアリアにそういうとリーゼアリアは赤い目を光らせると、肩から飛び降りて、車が走っていった方へ移動していった。
それは、とても猫が走る速度とは考えられないものであった。
「・・・たとえどちらでも・・・私の義務は変わらない・・・」


「あなたは・・・選択しなければならない・・・二つの・・・それは・・・過去に約束された・・・


ここから、変えるのもあなた
ここで、終わるのもあなた

振り向かないで先へいくのか、振り向いて先へ行くのか
すべてを失うために進むのか、何かを失うために生きるのか

すべて、あなたが信じるあなたの道に私たちは従うだけ

そう、これが私たちカテゴリーより作られし、異端の力の持つ子供・・・
サンプルの母である、あなたにできる唯一の感謝。
あの暗闇から解き放ってくれたあなたにできる・・・」


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ちょwww
主人公カワイソスww
Posted by りりかる at 2007.07.16 22:34 | 編集
正式に認可がおりたようで・・・・・
『僕君は処刑です』

デートかますは!!!!
邪魔して気絶させるわ!!!!!
ダイタイテメエがゴスロリしてどうすんだよ!!!!!!

ヴィータがかわいそうで・・・・・・
ヤツは倒すべき敵だ!!!!!
Posted by 会長 at 2007.07.12 03:39 | 編集


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