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R.U.K.A.R.I.R.I | キャロが怒った日 後編
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2007.05.24
後編

----デパート内・トイレ

「・・・ねぇ・・・キャロそれでよかったの?」
キャロの右手には人形が入ってる袋をさげていた。
「うん、このフェレットさんがかわいいと思ったの!」
ルーテシアとつないだ左手をいきおいよく振るキャロは常時ご機嫌だった。
「…き、きゃろ・・!そん・・なに振り回したら、危ないよ・・?」
「う、うん・・・そうだね・・・」
ちょっと、恥ずかしいと感じたのかキャロは振ることをやめて、くっつくことにした。
「えへへ、これなら周りに迷惑はかからないよね?」
「・・う、うん・・でも・・はずかしいな・・」
ルーテシアはそういって目をそらす。
「えへへ、ルーちゃんかわいい!」
キャロはルーテシアをつないだ手を強く握った。
この温もりをいつまでも感じていたそう思ったから。
「さぁ、いこうか!」
トイレからでてきた二人を見ている見張る人がいたことに二人はきづくこともなかった。
「うふふ、みーつけた。」

----階段近く

「・・・前に誰かいる・・・魔力を持った人が・・・」
「魔力?フェイトおねぇちゃんかな?」
「・・・違う、なにか邪悪な力を感じる・・・」
ルーテシアはキャロの手を掴むと、開いたエレベーターに乗り込んだ。
「ルーちゃん?どこいくの?」
「・・・屋上・・・Drに連絡するから・・・」
「Dr?」
「大丈夫・・・キャロは何もしなくて大丈夫だから・・・」

-----屋上

エレベーターから降りた二人は、日陰がある場所へと移動する。
ルーテシアはかばんから携帯を取り出しどこかへ電話をしようとしている。
「私もフェイトおねえちゃんに電話したほうがいいのかな・・・」
「・・キャロ!はやくあっちににげて!・・・」
ルーテシアがキャロの手をひっぱる。
「ほえ?」
キャロがルーテシアに引かれた瞬間、その場所にあったイスとテーブルが消滅していた。
「え、え?一体何?何なの!?」
ルーテシアが空を指差す。
「・・・高町なのは・・・!」
そこにはそう呼ばれる仮面をつけた少女がそこにはいた。
「あの人はさっきみた・・・」
「うふふ、初めましてで悪いんだけど、あなたの力がほしいの・・・一緒に来てくれるよね?」
「ふぇ?私ですか?」
「・・・キャロ・・・この人のいうことを聞いちゃ駄目!逃げるの!」
「なのはああああああああああああああ!」
遠くから、フェイトの叫び声が聞こえる。
「無駄だよ、フェイトちゃん。そんな遠くから、この子を守るなんて…」
「・・・キャロには、一歩も近づけさせない!・・・」
ルーテシアの周りに紫色の魔方陣が現れ、なにかがなのはに飛んでいった。
「・・・ディバインバスター」
それと、直後になのはから魔力が発射される。
「な、なのは!そ、それはだめ!!バルディッシュ!」
「Yes,sir」
フェイトが高速機動を開始する。
「くぅ、間に合え・・・!」
二人の前に移動して魔法のバリアを展開すると同時に、なのはの放ったディバインバスターがフェイトを襲う。
だが、それは想像以上の魔力量であり、広域に広げたバリアでは耐えることはできずに、
バリアにひびが入り始める。それは、なのはが殺傷能力を解除していないことを意味していた。
つまり、彼女は相手に怪我をさせる気でこの魔法を放ったのだ…
「う!!!!たえきれない!!!!二人ともにげて!!!」
あたり一面が一瞬、光ったと思うと、爆発音がそこを支配する。
「っ!!」
フェイトが空を舞った。
(なのは・・・君はもう元の君には戻れないの?仮面の下に本当の君がいるの?・・・)
そのまま瓦礫へと吹っ飛ばされてしまった。
「う、う・・・な、何がおきたの?」
キャロは周りを見渡すと、そこにはさっきあった建物、人の影がなくなっていた。
「!・・・?」
さっきまで手をつないでくれた手の子はキャロの手を握っていなかった。
キャロの近くの瓦礫にぐったりしていた。
それに徐々に近づいていくキャロ。
「ねぇ・・・?」
ひとつ
「なにやったの?」
また、ひとつと・・・
「なにを?やったの?」
さっきまで笑いかけてくれた子はぐったりとして、額から血が流れていた。
「ねぇ・・・そこのお姉ちゃん・・・ なにをやったの?」
(だ、だめ!キャロ・・・怒りに我をなくしては・・・!そしたら・・・!っ!・・・足がいっちゃったな・・・)
キャロは、空を飛んでいる、仮面の少女をにらみつける。
フェイトは体を少しずつ、キャロのほうへと動かすが、体の痛みがそれを許してはくれなかった。
「ふーん、その子きみの友達?だめだよ、ちゃーんと、しっかりしつけておかなきゃ!
レイジングハートがこんなんになったじゃない。」
折れたレイジングハートをくるくるまわしながらキャロの近くによっていくなのは。
「そっか、お姉ちゃんがしてあげればいいんだぁ、なんだ簡単なことじゃない。ほら、こうしてこんな風にしたら、素敵だとは思わない?」
なのはがなにか手を使って再現しているが、なにをそれが意図しているのか今のキャロには理解できなかった。
「すべてきえちゃええええええええ!!!!」
キャロの周りにいくつもの魔方陣が現れる。
それは、5個・・・10個・・・
どれも、大きな魔方陣である。
その魔方陣から、大きな咆哮がどれからも聞こえる。
「これが、竜使役能力・・・!」
「!!!!!!!!!!!!!!!!!」
叫び声が響いたのと同時に、何体もの竜たちが大空を舞っていた。
「いけ!あれを・・・やれ!」
そこにいるキャロはどこか、いつも笑顔を振りまくキャロではなく、まるで、悪魔のような姿をしていた・・・
「うーん、想像以上だね・・・!」
竜たちの攻撃を回避するなのは。
「この力はほしいけど、対処がたいへんだな・・・そろそろ、引き時かな・・」
「なのは!チェーンバインド!」
突如現れた魔導師がすべての竜の動きを封じる。
「ごめん、ユーノくん助かる!」
「それが僕の役目だけだからね!」
倒れているフェイトをみつけるとユーノが叫んだ。
「フェイト、君もそろそろ覚悟を決めたほうがいい・・・!」
「ユ、ユーノ・・・」
「いこう、ユーノくん」
「あぁ。」
なのはとユーノは魔方陣に包まれるとどこかへと消えてしまった。
「うあああああああああああああああああああ!」
キャロが召還した竜は、攻撃する対象がいなくなっても攻撃することをやめなかった。
「う・・・私は動くことすらできない・・・キャロ・・・」
フェイトはキャロに必死に手を伸ばすが、キャロはそれに気づきもせずに、ただ竜たちに攻撃しろとの指令を出していた。
「あははははははは!それそれ!」
「・・・う・・・」
瓦礫に倒れていたルーテシアは意識を取り戻してから、この状況をそのまま観察していた。
そして、この状況はよくないと感じたルーテシアは、頭を抑えながらキャロの近くへと歩いていく。
周りでは竜たちが、人・・・ものを破壊していた・・・
そんなものを見ることもなくルーテシアはキャロへとたどり着く。
「・・きゃ、キャロ・・・もう・・もういいんだよ・・・」
後ろからルーテシアがキャロを抱きしめる。
「・・・もう、何もかもおわったの・・・私も・・・大丈夫だったからね・・・」
「もう?いいの?」
「・・・そう、もう誰もなんともないから・・・!」
キャロは一瞬だけ笑顔になると、ポツんと意識が閉じたように倒れた。
それと同時に召還された竜たちは姿を消した。
(・・・これだけの破壊力を見れば、確かにほしいと思われる・・・だけど私は・・・)
そして、倒れたキャロ含めて、フェイト、ルーテシア、怪我などをした多くの人は、管理局によって、近くの病院などに護送されていった。
フェイトは全治一週間で折れた足などが治ることが可能ということらしい。
ルーテシアは軽く頭をうったのを同時に切り傷だけであったので、特に問題はなかったのであったが・・・
キャロは意識を失ってから、一ヶ月がたった・・・

そう、彼女はあれからずっと、目を覚まさないままであった。

彼女が目を開けたとき、それは、とても日差しが強くていい日であった…
キャロの目の前には、ルーテシアの優しい笑顔がそこにはあった。
「おはよう。キャロ。」
「おはよう。るーちゃん。」
何があろうと二人の間は引き裂くことはできない絆がそこにはあるのだと、
フェイトは二人の姿を見ていた。
なのはが、再び彼女を求めてきても、今度も大丈夫なような予感が彼女は感じていた。


これから、どんなことがあっても・・・

私たち、キャロとルーテシアは

きっと、いつまでも二人は一緒だから・・・


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この記事へのコメント
なのはさんが外道なのは、もはや私のデフォなのかなぁ・・・
ルーテシアの出番増えないかなぁ。
Posted by りりかる at 2007.05.26 13:08 | 編集
ちょwwwww
展開コワ・・・・・・・・
なのはさん外道やwwwwwwww
ルーテシアたんハァハァwwwwww
Posted by 高町なぬは様 at 2007.05.25 02:22 | 編集


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