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R.U.K.A.R.I.R.I | 明日誰かを殺さなきゃいけなくなったらどうなるのか
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2015.08.18
そういうラノベもきっとどこかにはある。
最後の一人になるまで戦う神様のゲーム。
ただ、幕引きはなんだろうね。
神様と戦うのか、あるいは願いを望むのか。

そういう場合、世界で一人だけになった主人公らしき人は、
争い、殺し合いがあってもまた同じことを望んでしまう気がする。
恋しいけれど、裏切られ殺されかける。
それを見る神様は愉悦たっぷりだろうね。
何度も何度も同じことを繰り返すのを見るのは。
自分も殺してしまうという未来を選ぶ主人公もいるだろうけど、どうだろうね。

まぁ、そういう作品はさておき。

この世界は、誰かが誰かを殺して生きてるようなもので、成功者と、失敗者がわかりやすい。
とはいえ、この2つは近いようでかなり離れている。

例えば、株で成功した人と、万馬券で失敗した人。

似てるようで似てない。
どちらもギャンブルで確実性はない。
失敗してても続けたら、もしかするとということもある。
コストもかかるから、まぁ普通ではないのは確か。

で、一番近いのは友人関係とか、やはり人なのだろうと思う。
誰かを恨むことで人は愉悦感を得る。
実行してしまえば、本当の快楽者になれるかもしれない。
された方は失敗に終わる。
成功してたという愉悦は消え、絶望者となる。
失敗してた愉悦者は、何をされようが愉悦からもう落ちることはない。
人の関係ってのは、こう考えてみると絶妙な関係。

寄生獣の最終話で言ってたセリフで、
仲良くしてるのがおかしい。
殺したがってる動物なのに、おかしい。
というもの(正確には違う)。

知識、知能が増えた分、頭がおかしくなってる動物だとは思う。
深く考えてしまう人、何も考えてない人、自分のことしかない人。
皆群れるという動物のあれとはわりと離れてる。
そりゃ、世間やら社会やら、学校に群れてはいる。
形だけね。

そうした中で、私が最近見て深く考えたのは『ミノタウロスの皿』という作品。

宇宙船の事故で地球によく似た惑星に緊急着陸した主人公は、その星でミノアという美しい少女に救出される。
その星は、地球でいうところの「牛」にそっくりな種族が支配する世界で、彼らは地球でいうところの「人間」にそっくりな種族を家畜として育てていた。
ミノアはその家畜の中でも特に育ちの良い女性で、最高級の食材「ミノタウロスの皿」に選ばれ、民衆の祭典で食べられる運命にあるという。
その事実を知った主人公は、喜んで食べられようとするミノアを助け出そうと奔走するが、結局は救出できずに終わる。
主人公は迎えの宇宙船に乗り込むと、泣きながらステーキを食べるのだった。



お互いがwin-winの関係というのはほとんどありえない事実な気がする。
言葉をかえれば、奴隷のようなものだけど、保証されてるし、悪いことをされればそいつが処罰される。
身の安全がある程度保証されている。
そんな世界にきたら、まぁ価値観がおかしくなる。
そういう世界だから、意見が通らないと主人公は思ってしまうのだけど、結局最後に肉を食べてしまうあたり同じ。
食べる関係という価値観がもうそこにはある。

こういう枠組みがこの世界にあったら、どうなんだろうか。
もちろん、食べられる関係という感じではなくね。
こちらが出す分、相手も出す。
当たり前のことだけど、それができてないのが世界。
難しい。

全てを恨む前にやることはたくさんあるのだろうが、結局は自分の価値観に潰れてしまう哀れな自分を見るだけだった。


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